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アカシマシラヒゲエビ ~特徴や生態、飼育方法と注意点 

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アカシマシラヒゲエビは、十脚目(エビ目) モエビ科に属するエビで熱帯のサンゴ礁帯に生息するエビです。

身体は赤と白のコントラストが美しく、特に観賞用として人気が有り他の魚やサンゴ礁等と共に飼育する事が出来ます。

そこで、このアカシマシラヒゲエビの生態や特徴、飼育する場合の注意点等について調べてみましょう。

 

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アカシマシラヒゲエビの基本情報

アカシマシラヒゲエビ

学名 Lysmata amboinensis
英名 Scarlet Cleaner Shrimp
分類 エビ目モエビ科ヒゲナガモエビ属
分布・生息域 房総半島以南、インド洋、西太平洋、カリブ海
大きさ 3~6cm

アカシマシラヒゲエビの最大の特徴は、身体全体が赤を基調とした色合いに、ヒゲや足、更に背中の部分が白い色をしており、体長も成体で30mmから60mmであることから大変可愛らしい姿をしている事です。

 

特徴と生態

アカシマシラヒゲエビの食生活はとてもユニークで、魚の体表を這い周り体表に着いた寄生虫や、魚の口の中に残った食べカスなどを食べます。

その為、それらの魚達と共存しており「クリーニング」してくれるエビとして知られております。

 

身体の特徴としては、白くて長いヒゲが特徴的で口となる部分には上側に6個下側に4個の歯を持ちます。

又、第1と第2歩脚の先端には小さなハサミががあり、そのハサミを器用に使って餌となる魚の体表に着いた寄生虫等を捕食します。

 

更に、特徴的な体色は、背中の中央部分と第3脚及びヒゲが白色、又、背中の白線を挟む2本の赤い帯が有り腹面は黄褐色をしています。

 

生息域

アカシマシラヒゲエビ

アカシマシラヒゲエビは、熱帯のサンゴ礁帯を主な生息域としているエビです。

 

日本では房総半島以南の比較的暖かな海域から沖縄や南西諸島周辺のサンゴ礁帯に多く見られます。

世界的に見た場合はインド洋や西太平洋、カリブ海の一部でもその姿を確認する事が出来ます。

 

サンゴ礁帯に生息する事から、生息する水深は比較的浅い所を好みサンゴ礁帯の岩穴等で生活し、その岩穴に潜む魚と一緒に生活しております。

その岩穴に生活する大型の魚は、アカシマシラヒゲエビを捕食する事はほとんど無く、身体の表面を這い周るアカシマシラヒゲエビが身体を掃除してくれている事を良く判っている様です。

また、サンゴ礁帯の様な暖かい海域を好む事から、海水温が低下する冬場にはその姿を見る事が出来なくなる為、一時的な定着種で有るとの見方も有ります。

 

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アカシマシラヒゲエビの飼育方法と注意点

アカシマシラヒゲエビは、その可愛らしい姿から観賞用として人気が有り、熱帯性の魚の水槽に混泳させる事が可能です。

そこでアカシマシラヒゲエビの飼育方法や注意点等について調べておきましょう。

 

アカシマシラヒゲエビを飼育する場合、大切な事は水温の管理です。

熱帯を好んで生息するアカシマシラヒゲエビの飼育に適した水温は26℃前後と言われており、この水温をキープする事が大切です。

 

次に他の魚やサンゴ礁との混泳が可能である事から、水槽内にはアカシマシラヒゲエビの隠れ家となる場所を複数作ってあげる事が必要です。

また、混泳させる魚は性格の荒い魚を入れるとアカシマシラヒゲエビが食べられてしまう可能性が有る為避け、比較的性格のおとなしい魚を選ぶ事も大切です。

 

また、水温や水質の管理が必要になる事から水槽を設置する場合には、人工海水の元や照明器具、水のろ過装置やヒーター、エアレーションや温度計等は必須で準備する事が必要になります。

 

また、アカシマシラヒゲエビに与える餌としては、水槽の底に沈み易い沈下性の人工飼料等を準備しておきましょう。

 

更に注意点として、このアカシマシラヒゲエビは病気になり難い水性生物ですが、水質の悪化による白点病や水カビ病に掛かってしまう場合が有る為、定期的に水を交換してあげる事も大切です。

 

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まとめ

アカシマシラヒゲエビは、身体の色が紅白でとても小さいエビで水槽等での飼育にも適している事から、ご家庭で飼う事が出来る人気の高い水性生物と言えます。

水槽内には他の魚は勿論ですが、サンゴ礁等と共に飼う事でその美しさと可愛らしさを楽しむ事が出来るエビです。

是非ご家庭の水槽で飼育して見ては如何でしょう。

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