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ニセゴイシウツボ ~特徴や生態、食べれるけどシガテラには注意!!

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皆さんはニセゴイシウツボという魚をご存知でしょうか?

強面で獰猛なイメージを持たれがちなウツボの仲間ですが、ニセゴイシウツボは綺麗な水玉模様が可愛らしい印象さえ与える種類です。

今回はそんなニセゴイシウツボの特徴や生態についてご紹介いたします。

 

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ニセゴイシウツボの基本情報

ニセゴイシウツボ

学名 Gymnothorax isingteena
英名 Spotted moray
分類 ウナギ目ウツボ科ウツボ属
分布・生息域 伊豆半島以南 /インド洋・西部太平洋
大きさ 180cm程度

 

分類

ニセゴイシウツボ(Gymnothorax isingteena)はウナギ目ウツボ科ウツボ属に属する海水魚です。

ウナギ目は目名となっているウナギに代表されるように、細長い円筒形の体型を最大の特徴とするグループです。

ウナギやウツボ、ハモ、マアナゴ、チンアナゴなど、このヘビのような体型はウナギ目の全ての種に共通しています。

その中でもウツボ科は世界の熱帯・温帯海域から約200種が知られており、特にサンゴ礁に多くの種類が生息しています。

 

大きな口に鋭い歯が並ぶことから分かるように肉食魚です。

ウツボ属にはウツボ科の半数以上を占める約120種が属しており、日本近海で最も多く見られるウツボや、体長3mにも達する最大種Gymnothorax favagineus(和名なし)種などが含まれています。

 

特徴

ニセゴイシウツボ

ニセゴイシウツボの体長は最大で180cmに達し、ウツボ科の中でも大型種です。

体型は前後に細長い円筒形で側扁し、胸鰭や腹鰭が退化し、背鰭・尾鰭・臀鰭が一繋がりになっているのが特徴。

 

ニセゴイシウツボの体色は白色か淡灰色で、円形や楕円形の小さな黒色の斑紋が全身に散在しています。

この斑紋が、碁石のように見えることが和名の由来となりました。

ただし、斑紋は成長するにつれて小さくなり、大型個体では点状となるために、あまり碁石のようには見えません。

 

生態

ニセゴイシウツボはインド洋から西部太平洋にかけての熱帯・亜熱帯海域に分布している魚で、西はモーリシャスやコモロから東はパラオまで、北は南日本から南はオーストラリア北部までで知られています。

国内では伊豆半島以南の太平洋側から琉球列島にかけて、また伊豆諸島から小笠原諸島にかけてで見られます。

 

ニセゴイシウツボは水深3~30mの浅い海に生息していて、サンゴ礁や岩礁で、物陰に隠れて暮らしており、頭だけを出している姿がよく見かけられます。

肉食で魚類や、タコなどの頭足類、エビやカニなどの甲殻類を捕食します。

 

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沖縄ではニセゴイシウツボを食べている??

ニセゴイシウツボは、本州付近では個体数が少ないこともあって漁獲の対象となっていませんが、沖縄県では大型のウツボを食用とする文化があり、主に本種が漁獲の対象になっていて、刺突漁によって獲られています。

ニセゴイシウツボの皮は厚みがありますが、熱を通すとゼラチン質になり、骨もあまり硬くありません。

美味しい白身魚として、煮つけや味噌汁、唐揚げ、塩焼きなど、様々な料理にして食されています。

ただし、熱帯海域に生息する大型肉食魚の常としてシガテラ中毒に注意しなければなりません。

 

ニセゴイシウツボは美しい模様から観賞魚としても人気がある魚です。

ただし、大型のウツボであり、個人で飼育するよりは、水族館での展示に向いた魚と言えるでしょう。

水族館ではサンゴ礁を再現した水槽で、展示されることが多いようです。

 

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まとめ

ニセゴイシウツボは、ウナギ目ウツボ科ウツボ属に属する海水魚です。

大型の肉食魚であるニセゴイシウツボですが、その水玉模様のおかげか可愛らしい印象さえあります。

ただし、大きな口には鋭い歯がズラリと並んでいますので、個人で飼育する場合などには、取り扱いに十分注意しなければなりません。

 

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