スズキ目 スズメダイ科 ハ行

ハナビラクマノミ・花弁隈魚 ~名前の由来、特徴や生態など

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今回は、ハナビラクマノミの名前の由来、特徴や生態についてご紹介させていただきます。

 

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ハナビラクマノミの基本情報

ハナビラクマノミ

学名 Amphiprion perideraion
英名 Pink anemonefish
分類 スズキ目ベラ亜目スズメダイ科
分布・生息域 奄美大島以南 / 中部・西部太平洋、インド洋
大きさ 9cm程

 

ハナビラクマノミは、スズキ目ベラ亜目スズメダイ科に属する海水魚です。

ハッキリとした模様と強い色彩のボディーカラーを持つクマノミの仲間の中で、楚々とした美しさを放つ異色の存在のハナビラクマノミ。

その優しい風貌から特に女性ファンの人気が高いお魚と言われています。

 

中部・西部太平洋~インド洋の熱帯海域に分布していて、日本では奄美大島より南・琉球列島等の温かい海に生息しています。

 

生態

ハナビラクマノミ

水深3m~30m程の潮通しの良いサンゴ礁・ラグーン(砂やサンゴ礁等で塞がれた浅い水深の場所)等のイソギンチャクと共生し、雑食性でプランクトンや付着藻類等を食べています。

他のクマノミの仲間と同じく雄性先熟(生まれた時は皆オスとして生まれその後必要に応じてメスに性転換する事)の魚で、イソギンチャクの中に体の大きなメス・オスの繁殖できるペアが、体の小さな2匹~3匹の若魚を従えて小さなグループを作り同居しています。

 

性質は他のクマノミの仲間と比べると臆病で大人しく、棲家となっているイソギンチャクへの依存度が高いので離れる事は滅多に有りません。

 

彼らの自然界での寿命は約3年~5年です。

 

身体的特徴

ハナビラクマノミ

成魚の体長は約9cmと小柄です。

体は卵型を少し長くしたような形で体の厚みは平べったいです。

吻(口周り)は短く尾びれの縁は少し丸みを帯びています。

 

背ビレと尾ビレの縁にごく細いオレンジ色の縁取りが見られます。

体色は全体を淡いピーチピンクで覆っていて、個体によってはオレンジ色やピンク色が少し強くなる場合も有ります。

上唇の中央から両目の間を通り背びれに沿って白いラインが走っています。

頭部には細く白い帯模様が頭頂部から目の横を通り胸ビレの根元までスッと通っています。

 

ハナビラクマノミによく似たお仲間に「セジロクマノミ」が居ます。

この2種は体色や体形などがよく似ていますが、彼らの身体には背中を走るくっきりとしたライン以外は無いので、割と容易に見分けることが出来ます。

 

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風雅な家、シライトイソギンチャク

ハナビラクマノミの一番のお気に入りは「シライトイソギンチャク・白糸磯巾着」です。

白糸の名前の通り長い触手がゆらゆらと海中でたなびく様はとても風雅です。

ハナビラクマノミの淡い桃色の体色と合わさると、より一層幻想的で美しい風景を作り出します。

その他に、センジュイソギンチャクやハタゴイソギンチャクとも共生します。

 

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儚い名前の由来

ぼんやりとした淡い桃色の体色が何とも美しいハナビラクマノミですが、ハデハデで艶やかなお魚も多い海の中で花弁と言う程派手でもないしと名前の由来が気になっていました。

一説によるとその昔、まだクマノミの飼育ノウハウが確立されていなかった頃にこの魚が花弁が散るようにあっという間に死んでしまった様からこの名前が付いたのだとか。

 

そう考えると、一瞬で散ってしまう日本人が大好きな桜や、触れるだけで花弁がはらはらと落ちる椿のイメージが重なり、命名された方は相当なロマンチストだったのでは?と勝手に想像しています。

 

しっとりとした和名に対し英名は「ピンクスカンククラウンフィッシュ」です。

名前のスカンクは、両目の間を通る白いラインがスカンクの顔面の模様に似ている事から付けられていて、同じようなライン模様を持つクマノミの仲間はスカンクと付いています。

クラウンフィッシュはクマノミの仲間を意味する名前ですので、英名は余りひねりの無いお名前が付けられています。

 

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ハナビラクマノミは通販で買える?

ハナビラクマノミは通信販売で購入することも可能です。

在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。

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まとめ

ハナビラクマノミは、スズキ目ベラ亜目スズメダイ科に属する海水魚です。

ハナビラクマノミは可憐でとても美しい海水魚です。

和名が付けられた頃とは違い、現在では飼育が比較的容易な種類として海水魚飼育のビギナーでも挑戦しやすい魚で知られる存在です。

実際に鑑賞するにはダイビングの他に水槽飼育をしてみるのも楽しいですね。

 

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