ナガウニ科 ナ行 ホンウニ目

ナガウニ ~食べれる?分類、特徴や生態について

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皆さんはナガウニという生物をご存知でしょうか?

ナガウニは南日本の沿岸で普通に見られるウニですが、残念ながら食べることができないウニです。

今回は、そんなナガウニの分類、特徴や生態についてご紹介いたします。

 

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ナガウニの基本情報

ナガウニ

学名 Echinometra mathaei
英名 Echinometridae(ナガウニ科)
分類 ホンウニ目ナガウニ科ナガウニ属
分布・生息域 相模湾以南、インド洋、西部太平洋
大きさ 4~6cm、棘の長さは2cm

 

分類

ナガウニ(Echinometra mathaei)は棘皮動物門ウニ綱ホンウニ目ナガウニ科ナガウニ属に属する海洋生物です。

棘皮動物はウニ類を初め、ヒトデ類、ナマコ類などからなるグループで、ウニ綱は球状の骨格を持ち、多くの種がたくさんの棘を生やしているのが特徴の分類群です。

ホンウニ目はムラサキウニやアカウニ、バフンウニといった食用に利用される代表的なウニが含まれており、最も一般的な形をしたウニ類と言えるでしょう。

 

特徴

ナガウニ

ナガウニの殻径は4~6cmほどで、棘の長さは2cmに達します。

殻の輪郭が楕円形で長さもあることが、和名の由来となっています。

 

殻の下面には殻径の半分にも達する大きな開口部があるのが特徴。

歩帯には太いぼが縦2列に並んでいて、4列の管足が存在します。

 

ナガウニの棘の色は個体差が大きく、黒色から暗緑色、緑褐色、淡紅色まで多岐に渡り、先端部が白みを帯びる個体が存在します。

殻自体は濃紫色です。

 

ナガウニはこれまで1つの種類と考えられてきましたが、形態的には4種類に分けることができ、それぞれ別種であるとの見方が強まっています。

それぞれホンナガウニ、ツマジロナガウニ、ヒメクロナガウニ、リュウキュウナガウニという和名が提唱されています。

 

生態

ナガウニはインド洋から西部太平洋にかけての熱帯海域から亜熱帯海域にかけて分布するウニで、西は東アフリカから東はハワイ諸島、北は南日本から南はオーストラリアまでで知られています。

日本国内では相模湾以南の太平洋側から琉球列島にかけてで見られます。

 

ナガウニは水深0~139mまでで見つかっており、主に浅い海のサンゴ礁あるいは外洋に面した岩礁に生息しています。

餌は藻類で、棘を使ってサンゴに穴を空けて、昼間はその中に潜り込んで棘を突っ張ったまま動かず、夜間に抜け出てサンゴの上を這う習性があります。

またサンゴに穴を空ける習性があることから、異常発生した場合には、サンゴ礁への被害が問題視されることもあります。

 

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食べられる?観たい時は?

ナガウニ

ナガウニの生殖巣は独特の臭気があるため、食用には適していません。

 

ナガウニは水族館で飼育展示されることもあり、日本動物園水族館協会のデータベースによると2019年時点で、須磨海浜水族園、串本海中公園、葛西臨海水族園、鴨川シーワールドなど、全国の6ヶ所の水族館で飼育されています。

 

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ナガウニは通販で買える?

ナガウニは楽天などの通信販売で購入することも可能です。

在庫状況は変動しますので、下記のバナーから楽天市場での検索結果をチェックしてみてください。

 

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最後に

実は4種類が存在すると考えられるナガウニ。

食べられないウニであるためにどうしても私たちの関心は低くなりがちですが、南日本ではごく普通に見られるほど数の多いウニですし、今後の生態研究の進展が待たれます。

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